3年1学期の目標

 

基礎法学者たちとの対談

20年も生きていると,〈試されている〉と感じる瞬間というものが幾らかある。

それは色々なもので,例えば貧困国といわれるような国に行った裕福な外国人が,物乞いをされるときではないだろうか。

あるいは,高校受験のときだと考える人もいるだろう。

しかし僕にとっては「大人と話すとき」なのだ。

僕の振る舞い・仕草は往々に抜けたところがあるので,ボロが出ないか心配なのだ。

先日,北大の基礎法学(法哲学・法史学・法哲学)の教員と話す機会があった。

かなり緊張した(少なくとも大学受験よりは緊張した)。

しかし教員たちは真剣に聞いてくれたので思っていることを素直に話したらなんとかコミュニケーションを取ることができた。

かなり学界の事情も教えてくれたので有意義になった。

素直な気持ちは大事なのかもしれない。

 

3年1学期の目標

今期の時間割が確定した。

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集中講義を含めると,46単位を取ることになる。

かなり取った。

 

一応ここに今期の成績目標を立てておく。

特段の事情がない限りこれは変更しないものとする。

 

月2 法と経済学Ⅰ…秀

月3 応用英語演習(尾崎ゼミ)…秀

月4 特殊講義Ⅱ(先住民法)…秀

火1,木2 国際法Ⅱ…優

火2,木3 民事訴訟法Ⅰ…優

火3,金3 法史学Ⅱ(西洋中世・近世史)…秀

火4,金2 行政学Ⅰ…優

火5 国際交流Ⅱ(Law,Rights,and Legal Culture)…秀

水2,集中 法哲学(正義概念論,法概念論)…秀

水3,金1 現代政治分析…優

水4,金4 比較法Ⅱ(英米法)…良

水5 演習Ⅱ(児矢野ゼミ)…秀

木5 スペイン語演習中級(スペイン語勉強会)…秀

集中 特別民法演習(吉田ゼミ)…優

 

それぞれ「可・良・優・秀」で区分したが,実際はもっと細かく分かれるので目安程度である。

 

今期の学び
もちろん大学の授業だけが大学での学びの全てではない。

授業を活用するのは1つの選択になりうるがそれだけで終わらせてはならないと思う。

何か自分の興味を持っていることに対して明確な目標が必要であると感ずる,現時点で想定している勉強を以下に記す。

 

民法(債権法各論)…時間割の都合で講義が履修できないため,自学になる

⑵ローマ法…木庭顕『新版 ローマ法案内』(勁草書房,2017年)を読む。

法社会学の文献理解…読めるところまで読みたい。

⑷M・ウェーバー法社会学』を読む…法社会学の古典を読む。ただし1学期は忙しいので夏休みまでもつれ込むだろう。

⑸近代所有権の意義…近代所有権について,ローマ法における所有権概念とどのように異なるのか,現代ではどのような問題があるか,を中心に我が国の物権法の展開(川島武宜『所有権法の理論』に見られるような展開)を把握していく。また,近年の「コモンズ」論との関係も把握していきたい。おそらく今年度を通しての課題になる。