4年1学期の目標

コロナ禍が席巻している中,着実に進路を決めなければならない。

 

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これに加えて大学院のゼミに潜る(火2・火5)。

オンライン授業の良いところは講義と演習の時間が被っている場合に,やり方次第ではどちらも取れるということだ。

つまり火曜日は外書購読の日で,それなりに予習が必要となる(特に仏書購読)。

 

もうすでに卒業単位を撮り終えていて,特に設ける必要もないが,ひとまず目標を定めておく。

月2・水2 民法Ⅲ(債権各論)…秀

月3・木1 民事訴訟法Ⅱ(民執法・倒産法)…優

火2・木4 民事訴訟法Ⅰ(民訴法)…優(再履修である)

火4 専門外国語(フランス語)…秀

水3 古代ラテン語文法…可(フランス語で手一杯になりそうであるが)

水4・金4 経済法(独禁法)…優(条文見るとかなり読みにくい)

木2 政治学入門…良(再履修である)

金1 法学入門Ⅰ(民事法Ⅰ)…秀(再履修である)

再履修科目が多いが,頑張る。

 

あとは院試の準備が大事になってくる。

一応法社会学を専攻するので,その勉強をしなければならないが,よく分からないので今期はエールリッヒの『法社会学の基礎理論』とウェーバーの『法社会学』を読めれば良いと思っている。

あとは手に入る限度の実証研究を濫読できれば良いなと思っている。

受験科目は法社会学民法・英語であるから,特にアレルギーが出てしまう民法を重点的に勉強する(むしろ民法の勉強が9割)。

 

あとは自分の研究の先行研究のリサーチだが,コロナ禍で図書館に入れないので少し困っている(今のところ把握している,大事な先行研究で読めていないものは著作単位では4つほど)。

あと,自分の研究テーマが法社会学なのか,民法学の領域に属するものなのか,分からなくなってきた感がある。

法社会学の成り立ちからしてしょうがないと思うのだが(そして,例えば民法学の領域での吉田邦彦・吉田克己両教授の一連の研究を見ると),どうしたら良いのだろうか。

ぜひ相談に乗って欲しい。

 

なるべく勉強して思ったこと・整理したことは文字に起こすようにする。

今のところ考えているのは,⑴不法行為法(学)における人格権の発展・限界(あくまで不法行為法学上),⑵現代社会の理論(見田『現代社会の理論』・Zygmunt Bauman, “Liquid Modernity”・Bauman & Donskis, “Moral Blindness” ・Castel,“La Montee des incertitudes”・ヤング『後期近代の眩暈』など)のまとめ,⑶社会変動と法の「応答」(政策型訴訟?),である。どれも密接に関わり合いながらもどのように議論をつなげることができるのか(デュルケム流の社会学は通用するのか)分からないのが現状である。