オンライン授業
コロナ禍により全国の大学ではオンライン授業がなされている。
これは通常の授業,大学に行ってなされる対面の授業,とは異なり家で映像・音声を通してなされる。
ちなみにH大H学部の場合は講義は音声のオンデマンド配信かWebex等のアプリを用いたオンライン配信となっていて,ゼミの場合はzoomを通した授業になる。
今後の人生にオンライン授業がなされることはそうそうないと思うので,オンライン授業を受けて思った利点・欠点・感想などを書いていく。
良いところ
やはり自宅で受けられることであろう。
そして布団の中でも受けられるし,音声授業の場合は好きなタイミングで止めることができる。
なので先生が早口だったら繰り返し聞くことができるし,その辺りは便利だ。
好きなときに授業を受けること(と言ってしまっていいのかわからないが)ができるのも利点である。
1限が厳しい人間にとっては大変助かる(僕の場合朝は民法判例を読むようにしているので,そこでうまく調節ができる)。
また,ゼミの場合は部屋の中の文献をすぐに取り出すことができるしそこは評価すべきである。
良くないところ
いいところがある一方で,そうでもないところもある。
第一に,目が疲れる。
今期は僕は火曜日にゼミ形式の授業が3つあるのだが,これが辛い(予習が辛いとかそう言う話は置いといて)。
目の奥が痛くなる。
これはなかなか疲れる。
第二に,オンライン授業はかなりバッテリーを消費する。
僕はオンライン授業をiPad Proを用いて受けているのだが,ゼミ後のバッテリーの消費はものすごい。
大体3分の1ぐらい消費される。
これは電気代がかなりかかるんじゃないか。
第三に,ゼミのテンポが悪くなる。
テンポよくゼミが進むのは,例えば誰かが問いかけをしながら発表者が話をするとか,その場の空気が良いとか,そういうときであって,この辺りはオンライン授業では難しいんじゃないかと思う。
ある程度スムーズに進まないのはストレスを生んでしまう。
また,zoomなどは使用に時間制限がある場合があり,ゼミが長くなると突然中断せざるを得ない(そしてまた再起動)のが煩雑である。
H学部の5限ゼミは大体4時半から7時半ぐらいまでやるので,尚更オンラインゼミ向きではない。
感想
個人的には総じて対面授業の方がいいかなと思う。
特にゼミでは対面に圧倒的な分がある。
バーチャルで集団を作るのは非常に難しいのかもしれない。
しかしながら,他方で講義はオンデマンド方式でもいいかなという感じがした。
そもそも講義形式の授業は教員が一方的に話すスタイルであり,その声を聞いてノートを取るのだから,変わりはないだろう(ただ教員は人がいない中で授業をするのがだいぶ難しいという方が多い)。
今回のオンライン授業で設備が整ったとすれば,ぜひ今後も講義は対面と並行してそれを録画・録音したものを配信すれば学生にとっては学習の向上につながるだろう(対面講義の方がいいという学生は絶対いるから,教室に誰もいないことにはならない。講義に関する質問は圧倒的に対面の方がしやすい)。
結論としては,従来のキャンパスで授業を受けるスタイルの方がいいかなと思う。