仙台旅行

夏休みが始まり1ヶ月ほど札幌の実家に戻ったのち,いざ東京に帰るついでに,仙台に行ってきた。

仙台は小6の時に行ったきりで,旅行という旅行もしていなかった。

そもそも東北を旅行するという発想がなかった。

しかし札幌と東京の間に東北があることに気づき,まずは仙台を旅行してみることにした。

本当に旅行らしい旅行しかしておらず,街のことを知った感じは全くしない。

やはりすまなければ掴めない感覚なのだろう。

 

 

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↑初めて仙台空港に来た。東北の要所を自負しているのだろうか。

 

今回の仙台旅行では大きく2つの観光名所を見た。

1つは松島で,もう1つは仙台城跡である。

 

①松島

松島は,広島の宮島,京都の天橋立と並ぶ日本三景の1つである。

アクセスとしては,仙台駅から30分程度というところであろうか。

 

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↑ちなみに僕は宮島はいったので,天橋立に行けば日本三景を制覇したことになる。

 

その名前の通り,松がたくさん生えている島嶼部である。

島の数は260に登るという。

松島海岸は湾の形になっており,土地の隆起の繰り返しで島嶼部が完成,今に至ると考えるのだけれど,どうだろう???

 

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↑松の子ども?人工的に育ててるのか,飛来して育ったものを保護しているのか

 

松島のメインは福浦島である。

福浦島に行くためには料金がかかる(200円)。

土曜日に行ったらなかなかの人手で,仙台のデートスポットなのかもしれない。

 

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↑松島海岸と福浦島を結ぶ福浦橋。鳥もいる。

 

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↑福浦島

 

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↑福浦島の見晴し台からの眺め。島が多い。

 

福浦島の他にも松島には五大堂や離宮などの観光名所があるほか,せんべい屋など,流行りの店もあるようだ。

松島の名物はかきと穴子である。

ただ生かきは9月前後では食べられないとのことなので注意が必要。

 

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↑来た当初は曇りだったが夕方になると晴れた。

 

仙台城

アクセスとしては仙台駅から徒歩30分から40分だったと思う。

仙台中心から少し離れたらすぐに自然豊かな状況に変わるところが特徴的だなと感じた。

仙台城跡はそんな仙台の中心から少し離れたところにある(東北大学も同じところにあった)。

 

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↑橋を渡っているときの景色向こうの橋はJR線。

 

仙台城はもうなかったけれども,城があった痕跡はたくさんあった。

仙台城の本丸跡にたどり着くまでがなかなかしんどい。

城ということもあって山の上にあるのは不自然なことではないのだろうが,辛い。

しかもかなり急な坂もある。

 

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↑城壁跡

 

しかし登った後に見えた景色はなかなかのものだった。

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↑有名な伊達政宗像もてっぺんにある。

 

松島,仙台城跡と,まさに観光客らしい観光をしたのだけれども,意外に観光客っぽくない人たちもいた。

もちろんコロナ禍であり県外からの観光客は少ないのはあるのだが,意外にも地元の若者が多い印象があった。

友達や恋人と遊ぶ定番になっているのだろうか。

そうだとしたら大分仙台の若者は健やかだなと感じる。

三島由紀夫の『潮騒』を思い出す。

 

街を歩いていたら面白いものもあった。

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UFO信号機と呼ばれているらしい。

旧式の十字路信号機のようである。

2023年には亡くなるらしい。

この信号機の裏の電柱の配線具合も個人的には好きである。

 

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↑新幹線はやぶさ。これで東京に帰る。そして今この中で書いている。