読書

法学部生にオススメの本5冊を考える

質問箱で,以下のような質問が来た。 この質問は,簡単そうに見えて意外に難しいと感じた。 第1に,僕自身はそこまで法学をオススメはしないからだ。 これは「法学って結局なんのためになされているのか」という問いに僕が答えを見出していないからであり,…

朝井リョウ再読(『何者』・『時をかけるゆとり』・『世にも奇妙な君物語』・『ままならないから私とあなた』・『死にがいを求めて生きているの』)

高2生か高3生のときに、『何者』という映画を観に行った。 この映画には佐藤健や有村架純,菅田将暉や二階堂ふみなど,今の日本俳優界の宝石みたいな人たちが出演していて,よく覚えている。 しかし『何者』という映画の内容自体も忘れることができないもの…

小坂井敏晶『増補 責任という虚構』(ちくま学芸文庫,2020年)を読む

月に2回のペースでブログの記事を書くようになった。 そして2月の2つ目の記事は「朝井リョウ再読」にするつもりだったが,朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』が今手元にないので今回は小坂井敏晶『増補 責任という虚構』を読んでいこうと思う。 ま…