徒然

住居変遷(回帰?)

北大を卒業して東京に引っ越すことになった。 札幌の開放的な空気感が好きだった僕には名残惜しかったが,東大は東京にあるのでしょうがない。 実は東京には中学のとき住んでいた。 しかも,東大と同じ文京区に住んでいたのである。 そのため,土地勘はある…

札幌を去る

明日から札幌を去り東京での生活が始まる。 札幌を離れるということは僕にとって親元を離れるということだ。 札幌を離れるということは僕にとって大学を卒業するということだ。 北大にはそういう卒業生が一定数いるのではないだろうか。 大学では愉快に遊ば…

東京大学雑記

先週東京大学に行ってきた。 この時期にわざわざ札幌から東京に出向くというのは憚られるかもしれないが,諸々の事情があり行くことにした。 ↑東大本郷キャンパスの赤門。入構規制がかけられているせいか閉まっている 指導(予定)教員からは入構規制がかけ…

就職活動・公務員試験・大学院入試

4年生のこの時期になると周りはほとんど進路を固めている(ロースクールの入試がまだだが)。 僕自身も進路が確定したので,そういう意味で進路について書くにはちょうどいいタイミングだと思う。 正確には,進路そのものよりも進路の入り口・登竜門,すなわ…

4年2学期の目標

今学期は全く授業をとらない。 すでに卒業単位を取り切っているのは言うまでもないが,1学期に経験した「オンライン授業」への不適応さからである。 これから様々な場面でオンラインでの催しが増えると思うから,慣れていかなければならないと思うのだが。 …

留学生と別れのランチをする

韓国からきた留学生Kくんが帰るということなので最後の晩餐ならぬ最後のランチを食べた。 僕は最初天ぷらが食べたいと思って天ぷらやさんに行ったらすごく並んでいたので僕らはどこか別のところでご飯を食べることにした。 するとKくんが布袋(北海道で有名…

久しぶりにiPhoneを買った

いつもは自分の考えをまとめるためにブログを書いているのだが,今日はフランクにブログを書こうと思う。 今年の4月にでたiPhone SEの新型を買った。 久しぶりにスマホを触ったのでまだ慣れていない。 もともとスマホは持っていた。 機種はiPhone 5c。 7年ぐ…

オンライン授業

コロナ禍により全国の大学ではオンライン授業がなされている。 これは通常の授業,大学に行ってなされる対面の授業,とは異なり家で映像・音声を通してなされる。 ちなみにH大H学部の場合は講義は音声のオンデマンド配信かWebex等のアプリを用いたオンライン…

朝井リョウ再読(『何者』・『時をかけるゆとり』・『世にも奇妙な君物語』・『ままならないから私とあなた』・『死にがいを求めて生きているの』)

高2生か高3生のときに、『何者』という映画を観に行った。 この映画には佐藤健や有村架純,菅田将暉や二階堂ふみなど,今の日本俳優界の宝石みたいな人たちが出演していて,よく覚えている。 しかし『何者』という映画の内容自体も忘れることができないもの…

新札幌の喫茶店「駅馬車」に行ってきた

2019年も終わろうとしている。 毎年12月30日はどう過ごすか,なかなか悩ましく感じる。 12月29日まではバイトがあったりしてちょっと忙しい(だから思考をシャットダウンすることができる)。 去年の12月29日はおそらく妹とボードゲームをやっていたと思う。…

京都での断片(駄弁)

梅田 僕と一緒にお酒を呑んでくれる人なんてなかなかいないが,僕と全然違う環境に置く人と一緒に呑むというのはとても刺激的だった。 その人も何か自己実現があって体が弱いながらも頑張っているらしい(ちなみに僕はその人から手相を占ってもらったのだが…

寿命

僕の世界は複雑すぎてもう耐えきれなさそうだ。 空元気を出さなければ自分が保てなくなりそうだ。 どうしてこうなってしまうのか。 どうしてこう考えてしまうのか。 なぜこうでなければならないのか。 僕自身の思考すらも相対化してしまう。 なぜこう考える…

最近見ているアニメ

アニメは幼少の頃から見ていて,アニメ映画もよく見る。 昨今だと去年の『ペンギン・ハイウェイ』だったり今年の『天気の子』といったところか(『君の名は。』がもう3年前の映画だなんて想像ができない)。 まあつまり,特に僕にとってアニメを見ることは大…

東京での断片(駄弁)

この断片の寄せ集めは帰りのボーイング737-800の上で書いている。 酒を呑みながら書いているのでいかなる誹りも受けない。 W大学法学部の国際法ゼミとの合同報告会があって,しばらく東京に滞在した。 僕は中学生活3年間丸々東京で過ごしていて,知り合いも…

90年代に対するヘゲモニー

平成の終わりにかけて平成を総括しようとする動きが人文・社会科学を中心にあった。 僕はこの現象を正しく平成の最後に社会現象化した「終活」に見立てた。平成の〈終焉〉 - pompombackerの徒然 いかにも平成的といえる〈自分語りのようなもの〉を我々は感じ…

平成の〈終焉〉

今日で平成が終わる。 平成が終わったからといって実際の生活に変化があるわけでなく,ただただ元号が変わるだけなのだ。 そこに天皇論や右翼思想が挟み込む余地はない。 だったらわざわざ平成について書かなければいいではないかと思うかもしれないが,これ…

Running in the 90’s

最近,札幌市の地下鉄にメロディーが流れるようになった。 流れている曲47年前の札幌オリンピックのテーマ曲「虹と雪のバラード」であり,どうやら冬季五輪の誘致の取り組みの一環になっているらしい。 地下鉄駅メロディーに札幌五輪テーマ曲「虹と雪のバラ…

浪人はしたほうがいいのか

日頃本質化を敬遠する僕だが,今回はあえて本質化するような話をしていこうと思う。 特にセンター試験が終わり,国公立大学の出願期間中の受験生には多少関心のあることだろうと思い,今回筆をとった(本来であれば1月の第2回のブログの内容は「マリオカート…

同窓会に行くことの億劫さ

2019年1月14日の成人式の案内状が届いた。 思えば,僕は20歳だった。 過去にこんな記事を書いていたのに,忘れていた。 大人になるとはどういうことなのか。 - pompombackerの徒然 それに小学校,中学校,高校でも同窓会を行う風潮はあるように感じる。 しか…

アイドルライブの中の秩序

先日,生まれて初めてアイドルライブに行った。 場所はすすきののZepp札幌で,ももいろクローバーZ(以下,ももクロ)のライブだ。 ちなみに,僕はももクロのファンではない。 ももクロの曲は1,2曲しか知らないまま足を運んだ。 ここだけ読むと,僕はまるで…

邂逅,そして冬…

北海道の秋は冬に含有される。 僕らが秋を見ることができるのは本当に一瞬である。 ある種暴力的な季節でもあると思う。 先日宮崎に行った。母の付き添いで,祖母の家に出向いた。 北海道にはない,金木犀の香りが漂い,秋を感じさせた。 考えてみれば,表題…

ゲート412にたどり着けない

ゲート412にたどり着けない。 いつも僕はたどり着けないのだ。 どうしてたどり着けないかはなんとなく分かるんだけど,なぜか僕はゲート412にたどり着くことができない。 ではなぜ僕がゲート412にたどり着きたいか。 そこに行けば美味しいものがあるからだ。…

豊饒の海

9月5日から9月19日までインドに行っていた。 親からはやめろと執拗に言われ,友達からは死ぬなよとかレイプされるなよとか言われたりもした。 インドビザの申請も少しばかりてこずったが何とか取得できた。 今回の記事はインドに行った感想,旅行でのトラブ…

午前2時の夜空に浮かぶ星を見て涙が溢れた

ノスタルジアよりもセンチメンタル・ジャーニー 北海道ではもう夏が終わったかのような涼しさが続く。 初夏の猛暑はなんだったのだろうか。 「平成最後の夏」は終わってしまったのだ。 こうして初秋が感じられるなか,僕たちは山奥へキャンプをしに行った。 …

本を頂いた

定期試験に向けて どうも,pompombackerです。 いよいよ定期試験が近づいて来ましたね。 伝統的に出席点0,定期試験100点の科目が法学部ではほとんどなので,気を引き締めて行きたいところです(詳しくは来月のブログにて)。 今日は3つぐらいの小話を書いて…

附属図書館にあるメディアコートとかいうよく分からへんやつ

どうも,pompombackerです。 民法の中間試験が終わって一息つきました。 これから勉強しやすい時期になりますね。 さて,今回は北大附属(法学部)図書館にある「メディアコート」について紹介しようと思います。 僕はメディアコートへヴィーユーザーです。 …

(新?)敬称用語「たそ」について

新しい日本語??? こんにちは。pompombackerです。 先日ツイッターでアンケートを取ったところ,「たそ」について書くことにしました。今回は少し日本語学チックなものになるかと思います。 そろそろ今月2回目のブログを書きたいんですが,何書けばいいか…

大人になるとはどういうことなのか。

20歳の誕生日を迎えて 久しぶりです。pompombackerです。 今日は僕の20歳の誕生日です。 年金とか。 独り立ちとか。 将来のことに胸を潰されそうな日々を送るのでしょうか。 正直20歳を迎えてあまり心地はいいものではありませんでした(もちろん僕に…

悩むという価値,口先だけの人間にはなりたくない

自分の進路の悩みを他人で解消できるのか どうも,pompombackerです。ついに北海道でも桜が咲き始め,大学内でもちらほら春の訪れを感じてお昼寝をしています。 最近,文学部の子や学外の芸術専攻の子と進路について少しばかり語り合う機会があって,思った…